昨年は二回にわたりワイン会を行なわせていただき、多くの方にご来場いただきましたこと、心よりお礼申し上げます。
さて、本HPではワイン会を活動の大きな柱の一つと考え、定期的にワイン会を開けるよう努力して参りたいと思っております。その際、ワイン会を大きく二つのスタイルに分け、開催できればと思っている次第です。
昨年はそのルールに従い、第一回は神泉「ビストロ・パルタジェ」でパーティー形式、第二回青山「ランタンポレル」で会食形式のワイン会を行わせていただきました。今年度も同じスタイルで行なうべく、年間計画予定を別途発表させていただきます。
さて、今年最初のワイン会は会食形式で行ないたいと思います。
今年の会食のテーマは「ビストロ対グランメゾン」です。『ミシュラン』東京版はパリ版などと異なり、掲載されているのが「星付き」の高級店か、5000円以下で楽しめる「ビブグルマン」の気軽な店かの二者択一です。本来でしたら、その中間に大多数の店があるのですがその紹介はされておりません。
そこで、ともかくもこの二つのフレンチスタイルの違いを体験していただきたく、しかも同じ代々木上原界隈で双方の良さを体現している店をご紹介したく思います。代々木上原には本HPワイン会にも参加くださった関の教え子でもある按田優子さんの営まれる「按田餃子」もあります。パリの『ミシュラン』は区ごとの表記になっておりますように、本来、レストランと街区(カルチェ)には切っても切れない関係があります。
会場は代々木上原駅すぐ近くの「ロカヴォール」を貸し切らせていただくこととなりました。テーブル席、カウンターで十三名定員。関の好みの隠れ家的な小さなビストロです。パリの裏路地にありそうな赤い外観の可愛らしいお店です。今回はテーブルとカウンターの十二席限定で行ないます。
シェフの小松健作さんはフランスの三つ星「レジス・マルコン」で修業された経歴があります。つまり、現在主流の「ビストロノミ」あるいは「ビストロ・ガストロ」と呼ばれる高級店の技や手法を気軽に日常的な食材で楽しめるスタイルのビストロ料理を提供くださいます。デギュスタシオンスタイルのお任せコース仕立てになっております。
そこでワイン揃いもあくまで高級店と同じフランスを代表する地域でありながら、比較的リーズナブルに楽しめるようなものを揃えられています。そこで、シャンパーニュ、アルザスの白、ボルドーの赤とブルゴーニュの赤という4グラスを用意していただき、ビストロノミの料理と合わせてみたいと思います。この四地域を把握していれば、フランスワインの基本はほぼ押さえたことになるというフランスワインのフルコースとも言えるワインチョイスになっております。
ふるってのご参加をお願いすると同時に、席に限りがあり、先着順となりますので早めの予約をお願いする次第です。
新春の宵を、代々木上原のお洒落なビストロを皆で独り占めにして、「楽しく美味しい」時間をご一緒出来ますことを楽しみにして。
関 修
第三回ワイン会 「ビストロノミとフランスワインのマリアージュ」
日時 2019年3月6日(水)午後7時より
場所 代々木上原「ロカヴォール」
〒151-0064 東京都渋谷区上原1-35-6 水上ビル1-C
電話 03-5790-9918
会費 12000円(料理、ワイン付)
定員 12名限定
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